自分語で能力開発

自分語研究家Miki執筆用ブログ

自分語で能力開発〜はじめに〜

 能力開発は子どもや若い人たちだけのものなのか?年齢を重ねてから能力開発なんてできるのだろうか?そんな風に思ってしまいがちです。

 

 自分には無理。と限界を決めて、自分の限界を決めてしまうだけでなく、自分の子どもにまで「自分の子どもだから無理。」と全く違う人格の子どもの限界まで決めてしまう。そんな大人たちをたくさん見てきました。

  

 年齢を重ねたら、今自分が持っている以上の能力を発揮することは困難なのでしょうか。もし本当にそうだとしたら、なぜ大人になったら能力開発をし、その能力を発揮して活躍することはできないのでしょうか。

 

 私は、能力開発に年齢は関係ないと思っています。40歳を超えて、プロ野球選手、プロサッカー選手になれるのか?現実的には厳しいことはあるかもしれないが、絶対に無理とも言い切れないのではないのでしょうか。ただ能力=特別な能力だけではない。ということだけは最初に知っておかなければいけない。能力=特別な能力と思ってしまうから、とてつもなくハードルが上がり、自分には無理という限界の壁を、他の誰からでもない、自ら突きつけてしまうのです。

 

 そして、その能力開発にとって、とても重要なのが「自分語」というキーワード。自分語って何?そう思う人がほとんどだろう。自分語とは、誰もが持って生まれた言葉、感情、五感の全てです。自分語であなたの世界はできています。もっと言えば、自分語=あなたそのものということになります。

 

 このまま限られた自分語の世界に閉じこもり、指をくわえて、他人を羨み、口コミなどの他人の評価の世界だけでいきていくのか、それとも、自分語を取り戻し、自分の世界を謳歌して生きていくのか。どちらの人生を選ぶかは人それぞれですが、ぜひ自分語の世界を生きる選択をしてほしい。そして、大人たちが自分語の世界を生きることで、子どもたちにも自分語の世界の中でのびのびと生きてほしい。そう願っています。

 

 この本では、あなた自身でもある自分語について知り、自分語を磨き、能力開発をする。自分語さえ極めれば、老若男女問わず、誰にでも能力開発ができる。そのために知っておきたいこと、実践できることは何か考えていきたいと思います。