自分語で能力開発

自分語研究家Miki執筆用ブログ

能力って何だろう?

あなたの考える能力とは何ですか?霊能力?超能力?何かの資格でしょうか?そして、あなたの望む能力はどんなもので、その能力を手に入れたらしたいことは何ですか?

 

 能力とは何か?検索してみると

1 物事を成し遂げるできる力。
 「能力を備える」「能力を発揮する」「予知能力」
2 法律上、一定の事柄で要求される人の資格。権利能力、行為能力、責任能力など

類語 才能、力量  関連語 能 才

という検索結果でした。簡単にいってしまえば、何かができる力であって、何かものすごく特別なものではなさそうです。

 

 私は「能力」聞くと「能力=自分にはできないこと」と想像してしまい。特別の人に与えられた、特別な力のように感じてしまいました。単純に「霊能力」「超能力」もそうですし、トップアスリートのような体力、技術、精神力、アーティストのセンスなどなど、何かに秀でている力を「能力」だと思っていたのです。しかし、誰かと比較した時に、明らかに群を抜いて優れている力だけが「能力」ではないということを最初に確認しておくべきたと思います。なぜなら、自分語と同様能力は、自分で開発し、自分の言葉や態度次第でいくらでも変化させることができると考えるからです。

 

 能力も自分語と同様、誰もに与えられた力だとすれば、生まれた段階で持っている能力はみんな同じなのでしょうか?生まれる前から、それこそ卵子精子、受精卵の頃から個性があるし、0歳の赤ちゃんのを見ていても、好き嫌い、得意不得意がはっきりしていることがわかります。ということはスポーツが得意な人、勉強が得意な人、好き嫌いなどはある程度決まっている分野などはあるかもしれません。でも、好き嫌いも得意不得意も、成長していく段階で与えられた環境や体験によって変化するものでしょう。それでも人一人、個体としての根っこというか、核の部分においての好き嫌い、得意不得意はある程度決まってもおかしくないと思っています。

 

 では、人間の根っこの部分で好き嫌い、得意不得意が決まっていたとするならば、やっぱり選ばれた人しか能力を発揮することができないのでしょうか?そしてなぜ、「能力を発揮し活躍することができる人」と「能力を発揮して活躍することができない人」がいるのでしょう?

 

 「能力を発揮して結果を出している人」と想像すると、その能力で「お金を稼いでいる人」、その世界の「プロ」を想像すると思います。「プロ」と聞くと、「プロ野球選手」「プロゴルファー」などを連想しますが、アマチュアゴルフや草野球はダメなのでしょうか?確かに、プロゴルファーやプロ野球選手は、試合に勝ち、結果を出せればそれが収入になります。そして、アマチュアの場合は、収入より出費の方が多い状態ということでしょう。というこは、「能力=その道でお金を稼げる状態」のように思えます。では、プロにならなければ意味がないのでしょうか?本気でプロを目指している人からすれば、プロになって、本当に収入を得るまでは「ダメ」な状態かもしれませんが、その一方で、あくまでも「趣味」であって、たまにやるからいい。という人もいるます。すると、「能力=好きなこと」と考えることもできるので、必ずしも「能力=お金」ということでもないということです。つまり、「能力を発揮し、活躍することができる人」=「プロとは限らない」ということになると思います。

 

 では、今のあなたは、好きなことをしてお金を稼いでいますか?「いいえ」とか、「うーん…」と答える人は少なくないと思います。好きなことはあるけれど、仕事は全く別の分野の仕事をしている。特に趣味もないけれど、とりあえず今の仕事をしている。仕事は仕事、別に好きでやっているわけではない。などなど「好きなことをしてお金を稼いでいない、稼げない」という現実があり、事情や理由もあるでしょう。しかし、もしあなたが何かをしてお金を稼いでいるのだとしたら、それはあなたの立派な能力だと考えます。つまり収入=能力への評価と考えられるからです。専業主婦のように、実際にお給料はもらえなくても、専業主婦で生活できているのならばそれは専業主婦という能力を発揮して活躍しているということになるのではないでしょうか。

 

 「いやいや、だって本当に、好きで仕事しているわけじゃないし…。」そんな声も聞こえてきそうですが、今の仕事を始めた時、たとえ消去法だけで選んでいたとしても、最終的にあなたの合格点が出たから今の仕事についているはずです。たとえ嘘でもそれなりの「その仕事がやりたい理由」を履歴書に書いたり、面接で答えていたのではないでしょうか?もし本当に嫌で嫌で仕方がないのなら、辞めて他の仕事を探すこともできるのに「そんな簡単に言われてもやめられない。」と思うのはなぜですか?確かに周りの人のことを考えたり、収入のことを考えたらそう思うことは無理もないことかもしれませんが、本当に周りの人への影響と、収入だけが現状を変えられない理由なのでしょうか?

 

 では、好きなことをして稼ぐ能力がある人と、そうではない人の違いはどこにあるのでしょうか?「今は本当に自分の好きなことでお金を稼げていない」と思う人たちが、「好きなことをしてお金を稼げるようになる」ために必要なことは何でしょうか?やはりここは新しい能力を開発して、それでガンガンやっていきましょう!そんな夢のようは方法があるのでしょうか?私は、そんな夢のような方法を探すより、どんな人でも共通して持っているある2つの能力を磨くべきだと考えます。その2つの能力を使うことができたら、叶わないことはないという、とっておきの能力がです。絶対に誰もが持っていると保証します。ですが、その2つの能力を上手に使うことができない人が本当に多いのです。いわゆる「成功者」と言われる、その2つの能力を間違いなく使いまくって「成功者」になっているのです。

 

 その絶対に誰でも持っている能力は何でしょう?絶対に誰でも持っている能力で、使いまくれば「成功者」道が開かれます。そして、その2能力はどちらがかけてもいけなくて、2つをが作用し合うから相乗効果が出るのだと思っています。成功者が使いまくっている能力の1つ目とは?運?嫌われる勇気?引き寄せ?それは「行動力」です。多くの成功者たちも自身の本に書いたりしていますが、やっぱり「行動力」が大事なんです。そんなことはわかっていますか?それでも本当に「行動」に移せる人は少ないものです。やりたいことがある。理想の自分、生活がある。そのためにやるべきこともわかっている。でも実際に行動することができないのです。

 

 なぜ行動に移すことができないのでしょう?できる人にはできる。でも自分にはできない。実際に行動するために必要なもう1つの能力、感情と置き換えてもいいかもしれません。強い意志?決断力?それは、「危機感を持つ」ということです。行動に移せない原因は「危機感」が足りないからではないでしょうか?「理想は〇〇だ」と思いつつも、「今のままでいい」と思っているのだと思います。危機感があれば、必死で行動して、成し遂げようとするはずです。

 

 夏休みの宿題を思い出すと想像しやすいと思います。あれだけ先に終わらせておいた方がいいとわかっていながら過ごす夏休み。そして、誰にでも平等にやってくる8月31日。宿題が終わっていない状態で9月1日を迎えることは許されない。だから必死に宿題を終わらせます。それと同じ危機感を、今自分がやりたいことに対して持ててていますか?きっとそこまでの危機感は抱いていないのではないでしょうか。「行動している」「自分なりにやっている」と思っているとしたら、それはあなたにとっての8月31日ですか?もしかすると、8月1日かもしれないし25日かもしれないですね。結果が出ない。という状況であれば、危機感が足りない。切羽詰まった状態じゃないのではないでしょうか。

 

 プロ野球選手だって、お笑い芸人だって、楽しいとこやキラキラしたところばかり取り上げられがちですが、試合で結果を出さなければいけないし、面白いネタを考えなければいけない。それらを止めてしまえば、生活することができなくなってしまう。サラリーマンやOLでないからこその自由や大きな収入もあるように見えますが、決まったお給料がない分、危機感は一般の人と比べ物にならないのではないでしょうか。だから厳しい練習もするし、必死でネタも考えるし、人から何を言われようと自分の仕事をするのではないでしょうか。

 

 私の場合、危機感を持って力を入れているのは「息子への英語教育」です。私はこれからの世の中、英語が必須だと思っているからです。なぜなら、外国人観光客の増加や、インターネット社会で海外が身近になったこともありますが、私の住む地域では、ある時期だけ「外国化」してしまうのです。看板のほとんどは英語表記、レストランに入れば、日本人が日本人に「Hello」と声をかけ、英語のメニューが出てきます。英語ができなければ、就きたい仕事にもつけません。昔からその土地で育って、日本語だったら素晴らしい仕事ができるのに、英語ができないと理由だけで、掃除や皿洗いの仕事しかできない。そんな現実があるのです。息子が成長した時、この土地で仕事をしないかもしれない。でも、今北海道のこの田舎町で起きている現状が、他の土地でも起きないという保証がどこにあるのでしょうか。私自身は英語がある程度できるので、ある程度仕事を選ぶこともできます。だから、英語ができて良かった。と本気で思うのです。だからこそ、息子は英語ができた方がいい、できなければ将来の選択肢が狭くなってしまうという危機感があるのです。だから、0歳の頃から英語を聞かせたり、英会話教室に通わせたりという行動をすることができるのです。

 

 「今は忙しいから。」「〇〇が終わったら。」「〇月になったら…。」なんて思うことはありませんか?でも、◯月が来て、〇〇が終わっても、忙しくない日なんて来ないものです。仮に暇だな…と思ったとしても、よし!今日からやろう!ともならないものです。だって、明日は忙しいかもしれないですからね。でもそれではいつまでたっても行動することなんてできないでしょう。行動することでしか状況を変える方法はないのに…。もし、今の状況に不満や不安があった場合、その状況を嘆く前に、本当はこのままでいいと思っているんじゃないの?このままでいいと思う理由は何?このままじゃいけないんじゃないの?と自分の危機感をあおってみてください。とにかく行動する。できるできないなんて関係ないんです。大切なのはやるのかやらないのかということです。なので、まずはこの「危機感を持つ」と「行動力」という2つの能力を目覚めさせ、磨いていくことをおすすめします。